リトグリのミューズノート ラジオ文字起こし『Earth, Wind & Fireをフィーチャー!』
こんにちは。ブログ主です。
2020年1月から、念願のリトグリの音楽ラジオ番組が始まりましたー!
以前このブログでも紹介したリトグリのNHKでのラジオ特別番組。
またああいう専門的な音楽番組をやってほしいなあとは思っていましたが、まさか冠レギュラー番組を持たせていただけるとは…!!
全国ネット…!!NHKさん、ありがとう(T_T)リトグリちゃん、おめでとう(T_T)
早速リアルタイムで聴いたのですが、さすがのクオリティで貴重な裏話も盛りだくさんだったのでこれは記録したいと思い、今回ラジオの文字起こしをすることに決めました!(笑)
文字起こし職人ではないので不備もあるかと思いますが、少しでもこの番組の魅力が伝われば嬉しいです。
【リトグリのミューズノート】https://www4.nhk.or.jp/muse/
この番組は、リスナーのあなたと一緒に楽しみながら、いろんな企画を通して毎回新たな音色を集め、リトグリが“音楽のミューズ”を目指すミュージックプログラムです!
NHK-FM 毎週木曜 午後11時 | 再放送 翌週木曜 午前10時 / ラジオ第1 再放送 毎週木曜 午後4時05分
(番組公式サイトより引用)
※この番組のインターネット聞き逃し配信はありません。リアルタイムで聴くか、録音予約が必要になります。【追記】現在は、NHKラジオ「らじる★らじる」でも配信されています(最新週のみ、初回放送後1週間限定 聞き逃し配信)。https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/
※文字起こしはところどころ省略していますのでご了承ください。
※番組内で紹介された音楽は、可能な限りYouTubeのリンクを張っています。
※発言者と発言内容が一致していない場合もあります。その際はご指摘いただけると有難いですm(_ _)m
第1回『Earth, Wind & Fireをフィーチャー!』(2020/1/9放送)
♪オープニングBGM♪ "I Feel The Light featuring Earth, WInd & Fire" Little Glee Monster
manaka:こうしてね、ミューズノート五代目MCを務めさせていただけるということで、どんな番組にしていきましょうか?
芹奈:ねー。でもみんな、聴いてる音楽とかそれぞれ違うから、なんかそういうジャンルみたいなのを、深掘りしていけたらいいなとすごい思いますね。
MAYU:確かに!それ面白いね。
かれん:うん。ね。
アサヒ:いろんな、曲を、知っていきたいですね。
manaka:そういうきっかけにね、なると思ったらすごくワクワクして楽しみです。ぜひ、皆さん聴いてください。よろしくお願いします!
全員:お願いします!
M1: "I Feel The Light" Little Glee Monster feat. Earth, Wind & Fire
Little Glee Monster 『I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire』Music Video Short Ver.
manaka:最後にもね、入ってましたけどあれほんとにね、あのブースで、フィリップと、なんていうんですか会話っていうのもおかしいですけど。
かれん:やりとりね。
manaka:そうそう、終わった後のやりとりをしてて、なんかあそこまで入るの初めて、じゃないですか。なんかでも、あるじゃないですかこうよくアーティストさんの。
全員:うんうん、あるね、わかるわかる(笑)
manaka:あれができたっていう喜びも、ありました(笑)
アサヒ:確かに!嬉しいですね。
Earth, Wind & Fire 略歴紹介
manaka:元々ジャズドラマーだったモーリス・ホワイトが、1970年ロサンゼルスに拠点を変え、10人ものメンバーからなる、ファンクバンドEarth, Wind & Fireを結成。ところが当初はなかなかヒットが出ませんでした。
全員:えーっ、そうだったんですねえ。意外。
manaka:なんかもう、私達は、なんていうんですかこう、もう爆発的人気が、元々ね、あったって思ってましたけど。
アサヒ:そんな下積み時代が。
manaka:ね、あったんですね。そして、1972年にメンバーを大幅チェンジして、フィリップ・ベイリーが加入。するとこの頃からファンク、ソウルにジャズ、ロック、アフリカミュージックなどを融合させたその斬新なサウンドが徐々に受け入れられ始め、73年にアルバム『Head to the Sky』が大ヒットし、ゴールドディスクに。
全員:おおー!
manaka:すごいですね。75年にはアルバム『暗黒への挑戦』が全米アルバムチャート第一位を獲得、その後もファンクの傑作"Shining Star"、いいですね、"Getaway"などが大ヒットし、一躍大人気バンドになりました。そういうね、こう下積みを経て、ゴールドディスクを獲って、すごいですねほんとに。皆さんは、好きな曲とかありますか?でも有名な曲、やっぱりね、どこで教えてもらったとかじゃなくて、やっぱすごく、勝手に、知ってる(全員:知ってるー)曲が多いよね。
芹奈:それってほんとすごいことだよね。それほど大ヒットしてるってことですからね。(全員:うんうん)
manaka:そうですよね。
アサヒ:でも"Let's Groove"とかは、私たちのワンマンライブの、前の、ね。
芹奈:BGM。
かれん:開場中のね。
芹奈:始まりのね。
アサヒ:に流れてたんで、すごい、印象ありますね。
manaka:確かにね。もうこれ聴くと私達はもうライブ前をね、思い出します。
MAYU:そう!思い出すよね!あの、スタンバってるところが、頭に浮かぶ。
かれん:ね、裏で、そう、スタンバってる感じが。
manaka:ね。ということで、たくさん好きな曲はあるんですけれども。えー、一時期はメンバーそれぞれが、ソロ活動をしましたが、1987年の活動再開後、徐々にモーリスは、プロデューサー業に専念するようになり、フィリップが中心のバンドになっていきました。2016年にモーリスは亡くなってしまうんですけれど、その後もアースは活動を続けています。アフリカ回帰をコンセプトにした、グルーヴィーなサウンドがうけ、グラミー賞6回受賞、
全員:すごーい!すごいですよ!そんなに!わーお!わーお!グラミー賞6回も!?わーお!すごいよね。もう笑っちゃいますね(笑)すごすぎて。
manaka:世界のCDレコード総売上は、9000万枚、以上!
MAYU:ねもうわかんない!もすごすぎてあの、もうわかんない次元に、いっちゃうんですけど(笑)
アサヒ:ひゃー想像つかないわあ。
manaka:9000万枚もすごいんですけど、以上!ですよ。
MAYU:以上かあ!
かれん:すごいですよ。
芹奈:ちょっとわけがわからないですね。
MAYU:もはや9000万以上は何枚なんだっていう、勢いになってきますね(笑)
manaka:どんだけの、敷地があれば9000万枚を生で見れるんやろうなって。
MAYU:そうな!そう!すごいなあ。
manaka:じゃほんと世界中、ほんとに、たくさんのおうちに、必ず置いている。
MAYU:あるってことですよね!
manaka:すごいですね。特に日本では、アースがいなかったらディスコ文化はここまで発展しなかったともいわれています。
芹奈:ほんとに思う!
manaka:ということで、2000年にロックの殿堂入りをし、最近では2017年に来日して、武道館公演も行いました。そしてですね、この来日武道館公演では、私達Little Glee Monsterも共演させていただきました!
全員:はい!ありがとうございます。
芹奈:自慢ですね、一生の。
manaka:すごいですね。ほんとに、あの私達5人体制で、ほんとに間もなくして決まったオープニングサポートアクトだったんですけど。もうほんっとに緊張して!
かれん:めっちゃめっちゃ緊張したね。
manaka:かれん覚えてますか。
かれん:覚えてますよお!やっぱり、あのー、5人で人前に立つっていうのもね、なかなか、
MAYU:まだね、数回だったもんね。
かれん:まだまだなかったし、やっぱりこう私達のファン層とは全く違うね、お客さんだったので、なんかどういうね、気持ちで臨んだらいいのかとか、どうやったら受け入れてもらえるのかっていうのをね、ステージに上がる前は不安で、すごい怖かったですけど。
アサヒ:怖かった。
かれん:でもね、なんかあったかいお客さんもすごくたくさんいてね、何よりフィリップがね、すごいなんか「もっと、もっと前に来てよ!」みたいな感じでね、あの優しく声をかけてくれたんで楽しくね、歌えましたね、あの時は。
manaka:確かにね。MAYU、なんかリハーサルとか、覚えてます?
MAYU:覚えてますよ!なんか、ほんとに、最初私達はちょっとステージの端でみんなで集まって、ちょこまかちょこまかしてて。
manaka:ね、緊張してて!ずっとどこら辺にいたらいいのかわかんなかったよね。
MAYU:そ、わかんなかった!でも、ほんとなんか、その日の楽屋のところから私はすごい覚えてる。でもなんか、あの最初気付いてなくて私達なんか、写真向けて写真カシャカシャ、撮ってくれてたりとか、すっごい笑ってる写真がね、撮ってくれたりとかしてて、なんかそういうのも覚えてますし。でもほんとにリハーサルからね、一緒に楽しもう!ていう感じでね、こっちに寄り添ってくれるような、すごいスターの皆さんなのにすごい同じ目線で接してくれるというか、それがすごい嬉しかったですね、やっぱり。
manaka:私はね、すごい覚えてるのが、終わった後に、リハーサルとかも含めて、本番もアースのステージを見させていただいた時に、やっぱものすごくさ、お客さんが、すごい踊ったり聴き入ったり、声を出したり、なんか一緒に空間を楽しんでる様子が、すごく鮮明に記憶にあって、すごいそれがなんか日本だと割と恥ずかしいって、私達もやっぱりライブ実際に見にいって楽しくても、どうしても声に出すのとかちょっとためらっちゃう部分があるんですけど、そういう部分も取っ払うような、ほんとにすごいね、パフォーマンスやったなって思いました。アサヒとか印象に残ってることあります?
アサヒ:そうですね。でもほんとに本番もリハーサルも、やっぱ世界の大スターって違うなっていう。なんかすごい温かさっていうか、心の広さを、すごい感じて。
かれん:なんかすごい、皆さん楽しんでる感じ、良いチームみたいな雰囲気が出てたし、リハの時からなんかもうケータイで配信?
MAYU:してたね!してたね!(笑)
かれん:してたの。そう。なんかめちゃめちゃ楽しんでるなっていう、私達はすごい緊張してたけど(笑)
アサヒ:心から音楽を楽しんでる感じがすごい伝わってきましたね。
manaka:でその時に、フィリップがポロっとね、「一緒に曲を作れたらいいね」と言ってくださって、で私達ももうほんとに嬉しいから、ただ「作りたいです!!」みたいな、ほんとにこんなテンションで。でもそれが二年越しにまさかね、さっきお聴きいただいた。
芹奈:冗談だと思ってたから。まさかそんな。
MAYU:リップサービスやと思ったよね。
かれん:そうそう。そういう感じで。
芹奈:まさかこう実現できるとはね、思ってもみなかったから。
manaka:いやほんとにね、すごい経験をさせていただいて、また後ほど深い話をしていきたいんですけど。
M2: "Reasons" Earth, Wind & fire
Earth, Wind & Fire - Reasons (Official Music Video)
manaka:ということで、Earth, Wind & Fireの音楽の魅力といえば、踊りだしたくなるサウンドのグルーヴ感ということで、ファンク、ソウル、ジャズをベースに、カリブ海音楽やブラジルのサンバなどダンサブルな音楽要素を総合的に取り入れたのがアースのサウンドの特徴です。そのルーツとなったのは、アフリカンブラックミュージック、民族楽器カリンバの音色が特徴的です。ライブで演奏される"悪魔の血 EVIL"は、カリンバの特徴的な曲の一つです。
全員:カリンバ?
manaka:板や箱の上に並んだ鉄や竹の棒を、親指の爪ではじくので、サブピアノとも呼ばれてるらしいです。アルバムには「モーリス・ホワイトの担当楽器はカリンバ」とクレジットされているそうです。で、アースの所属先としてモーリスが設立したのも「カリンバプロダクション」。
全員:へー!すごいな!
manaka:めちゃめちゃ、じゃ、アースを語る上では、カリンバは、欠かせない!
全員:大事なんだね。重要ワード!それは初めて知ったわ。
かれん:見たらわかるのかな、うちらでも?
MAYU:あー見たことある!とはなるのかな?
manaka:ちょっとさ、手のひらサイズのさ、カッカッカカッカッみたいなさ。
芹奈:あ!あれだ!このポンポンポポンポンて。
manaka:そうそうそう!なんてーの?あれあるじゃん。ほっそい。
芹奈:あのちっちゃい、そ、鉄みたいなのが。あって。
manaka:木みたいな。私わかったカリンバわかりました!
かれん:見たらわかる?
manaka:絶対わかる!
芹奈:爪ではじくね?
manaka:なんか結構スタジオとかに、たまにね、置いてる。
MAYU:あーじゃ見たことはあるのかもしれないですね?
芹奈:見た目は可愛い感じですよね。手のひらサイズでね。
manaka:そしてそこから、重厚なホーンセクションも魅力的です。"銀河の覇者 ジュピター"などはホーンが印象的な曲として有名です。さらに1978年には、元々ファンキーな曲として有名だったビートルズの"Got To Get You Into My Life"をカバー。パワフルなホーンのサウンドが十分に生かされ、100万枚のセールスを記録しました。
全員:またも。またもすごい。ねーもうなんか数がさ。そうなんだよね。
manaka:もう出てくる数が未知すぎて驚きなんですけども。私達もファンクメドレーとかね、ライブではさせていただいたりしてるんですけども。やっぱ、ノリがね、すごい気持ちいいですよね。
芹奈:気持ちいいね。
manaka:なんかいろんな、カバーだったりファンクメドレーでやったりするんですけど、自分達のオリジナルを、そういうアレンジバージョンとして入れたりとかもしてて、だからすごくこうリトグリの色にも、ファンクはすごく馴染みがあるというか、すごい好きですよねみんな。
全員:うん、楽しい。ね。
manaka:ということで、もちろんEarth, Wind & Fireのライブはノリノリで、ほんとにね、オーディエンスの皆さんも総立ちで、アースといえば、スケールの大きなエンターテインメントショーのようなライブで一世を風靡したんですけども。これはモーリス・ホワイトがブロードウェイミュージカルの再現を目指し、
全員:あ、そうなんだ!へえー。
manaka:そうなんですね。アメリカの有名マジシャン、デビッド・カッパーフィールド達に協力を依頼して、空中イリュージョンショーの要素を演出に取り込んだそうです。
かれん:えっ!そんなこともしてたんですね。
manaka:でもさ、面白いのがさ、そういう大きなエンタメ、エンターテインメントショーをやりたいってなって、そこまではまあ、いろんな方も思うと思うんですけど、マジシャンに、演出を依頼っていうのがすごい発想が面白いよね。
かれん:ね!すごい。確かに。
manaka:空中イリュージョン。アースはそんなステージでも動き回れるように、1970年代にいち早くギターやベースのシールド(線)をなくして、ワイヤレスシステムを導入したバンドのひとつでもあるそうです。
全員:ほあー!そんな時からワイヤレスって存在してたんですね。
manaka:でも見てみたいですね。
かれん:なかなかどういう感じでやるのか想像つかない。アースの皆さんが、空中で。面白い。
manaka:空中イリュージョン。飛んでたんかな、歌いながら。
芹奈:そういうことですね!
MAYU:あははっ、そういうことやんな!そういうことやんな!
かれん:めちゃめちゃさ、高度じゃない?やること、すごい多いね(笑)
manaka:発想が新しくて面白いですよね。で、私達もですね、昨年は、「Monster Groove Party」というタイトルでライブツアーを回ってたんですけど、やっぱそういうアースの映像だったりとかは、すごく参考にしました。セットリストとか演出とか決める段階で。なんていうんですかね、決められてない、グルーヴにノる動きだったりとかって、やっぱその振りでは再現できないノリだったりとかがすごくあると思うので、そういう空気感とかを取り入れたいっていう気持ちはすごく、最初の段階からあったので、メンバーみんなで話し合ったよね。
全員:うんうん。そうだね。
manaka:でも「Monster Groove Party」は、ショーアップした感じではなくて、音楽で体が揺れたりだとか、そういう自然なグルーヴにみんなを巻き込めるようなっていう気持ちでセットリストを決めたりとかはしたので、全体を通してそういう感じだったって印象ですよね。
全員:そうですね。そうね。
manaka:でもまあ、お客さんも一緒に盛り上がってくださって、すごい楽しかったですね。
MAYU:それでは次の曲"September"。1978年リリースのアースの代表曲の一つですね。そして2017年のアースの来日ライブで、なんと私達が共演させていただいた曲にもなっています。この曲はよくよく歌詞を聞くと、実は12月に9月のことを回想している曲なんだそうです。
全員:へえ、そうなんだ!これ今初めて知った。なるほどね、そういう歌詞やったんだね。
MAYU:ですね。それを知った上で聴くとまた面白いですね。
M3: "SEPTEMBER" Covered by Little Glee Monster
September / Earth,Wind & Fire feat.Little Glee Monster
manaka:さて、もう一つ。アースサウンドの魅力は、歌声。これはもう、もちろんですよね!モーリス・ホワイトのソウルフルな歌声と、フィリップ・ベイリーの美しいファルセットはもちろん、コーラスワークもね、素晴らしいんですよね。特に、1977年のアルバム『太陽神』の"太陽の戦士 Serpentine Fire"は、コーラスがかなり全面に出た曲です。そして、79年のバラード"After The Love Has Gone"もコーラスに聴き入ってしまいそうな一曲です。また同じく79年に大ヒットした"Boogie Wonderland"は、モーリスがプロデュースを手掛ける女性姉妹コーラスグループEmotionsがコーラスに参加し、ゴージャスなサウンドに仕上がっています。そうですよね、やっぱ聴いてても、サウンドにも耳がいきますけど、コーラスワークもね、すごく美しい音色がたくさんあって、そっちにも耳がいったりしますね。
芹奈:繊細ですよね、すごく。
アサヒ:そうですね。やっぱりコーラスがすごいからやっぱ私たちも歌いたくなってカバーさせていただいたので、やっぱ魅力があるんだなって思いますね。
manaka:ほんとにね。さっき"Reasons"とかはさ、もうめちゃくちゃファルセット。曲がいいなっていうところが最初に思ってずっと聴くんですけど、最後の「リ~~!」のところとか、めっちゃ綺麗に当たってるなって(笑)そういう聴き方になっちゃって(笑)
全員:(笑)ブレないんだよね。
manaka:カツーン!と。もううまい!気持ちいいところに当たる。その歌声もね、すごく魅力の一つだなって改めて思います。で私達もコーラスやりますけど、あの、組み立てが完成し終わった時聴いて、すごいやって良かったなって思うんですけど。その組み立て段階、その自分がもうほんとにどのパーツを歌ってて、どの役割をできてるのかこれはみたいな、それぐらいほんとに一個一個解体するとすごくコーラスって、結構ね重なったら綺麗ですけど、この音が実は重要だけども、一個で聴くとなんだこれっていうね。ほんとにコーラスってね、面白いなってそういう意味でも思うんですけど。芹奈とかあります?最近のリトグリの曲で、複雑やな~みたいな。
芹奈:え~、でも「愛しさにリボンをかけて」とかは、やっぱ私達もレコーディングしてる段階から、どこのパート録ってんのやろってくらい、
全員:いやほんとにね(笑)すごい、ほんっとにね。ヤバかった。
芹奈:いろんな音もすごいたくさん録ったし。5人分じゃなく、もっとたくさんの音も録ってるから。
かれん:厚みをね、出すために。
芹奈:そうそう。いやだからあれは、今までのリトグリの中でも一番難しい曲になったんじゃないかなって思うほど、コーラスも複雑だなってすごい思いました。
manaka:そうなんですよね。ライブで再現するのも。とても難易度が。
かれん:難しかったね。
manaka:高い曲で。レコーディングも重ねるので大変だったけど、ライブもライブで完全再現を目指してるから余計にね。
芹奈:そうそう。でもできた時の、あの達成感みたいなのは、やっぱりコーラスやっててそこが気持ちいいポイントだなって思いますよね。
manaka:やっぱりバラードのコーラスと、目立つアップテンポな曲のコーラスってまた違くて。それも面白いなって思いますね。
かれん:あの、去年のさ、「Monster Groove Party」でさ、アンコールの一曲目にアカペラやったじゃん。それもすっごい繊細なさ、やつで(笑)ほんっとにこう、誰か一人でもちょっとズレたらほんとにガタガタッてなっちゃうような、繊細なやつをやる時もあるし、みんなで楽しくアカペラで、お客さんと一緒に盛り上がれるような曲も、私達やるので、歌ってて楽しいなってすごく思いますね。難しい分だけ、楽しさがあるっていうかね。
manaka:日本詞によってほんと同じ音同じ言葉でも、コーラスって全く変わるんだなってことをアカペラやっててすごく思います。だから面白いですよね。
M4: "Let's groove" Earth, Wind & Fire
Earth, Wind & Fire - Let's Groove (Official Music Video)
manaka:これはですね、私達、ライブのBGM。開ける前にね、必ずかけていた曲でもあるので、個人的にはすごくライブのことを。
MAYU:めっちゃ思い出すね。
manaka:よみがえりますね、いろいろ。ということで、アースとは"I Feel The Light"で私達もご一緒したわけですけれども、始めてね、ステージに立つ姿だけではなく、制作するということで、やっぱりお話だったりだとか、レコーディング中の様子だったりとかも、近くで見させていただいて。皆さんにとってどういう人か、ちょっと聞いていこうと思います。フィリップはどんな方でしたか?芹奈。
芹奈:えー?隠し撮りおじさん。
全員:あははは(笑)
かれん:確かにー(笑)
manaka:ちょっとちゃんと聞こか、その話(笑)
芹奈:レコーディングしてる時にね、フィリップの、お孫さんが、私達リトグリの音楽を聴いてくれてるみたいで。
全員:そう。めっちゃ嬉しかった。びっくりしたよね。
芹奈:お孫さんに送ってるんだと思うんですよ、私達の写真を。あの私達が楽器録りに時に見学させていただいたんですけど、その時にね、すごい真剣にみんなが、ホーンのレコーディングを真剣に聴いてる中、フィリップが内カメラにして、私達の姿を、こっそり撮ってて(笑)で私が、それに気づいて、ピースしたんですよ。それは送んないんですよね。
MAYU:送んないんだ!(笑)そっちじゃないんだ!(笑)普通にしてる姿が、良かったんやな。
芹奈:お孫さんに送りたかったのか。
かれん:なんかずっとチャットしてた(笑)ずっとね、打ち込んで、自撮りして、可愛いなあって思って見てました(笑)
芹奈:ああそんな、チャーミングな部分もあるんだなって思って、すごく親近感というか、嬉しくなりましたね。
manaka:確かにそんな姿見れないからね。
全員:見れない見れない(笑)超贅沢や。
芹奈:しかも、私らが、フィリップに盗撮されたんですよ(笑)めちゃめちゃ自慢じゃない?ありがたいよね(笑)
かれん:嬉しいね(笑)しかも、実際にお孫さんね、あの実際に私達のライブ見に来てくれたしね。すごいなんか、孫想いなお祖父ちゃんだったよね。すごい涙流してた。
芹奈:メッセージ送ったんだよね、私達ね。お孫さんに向けて。
manaka:そう。(お孫さんに)実際に会う前に、一緒にフィリップと曲を作らせていただきましたって動画をね、お孫さん達に送って、その時もほんとにね。アーティストの一面しか知らないのに、もちろん私達は。そういうね、お孫さんだったり家族を大切にする姿とかも見れて、グッときちゃいましたね(笑)フィリップの奥さんが、ボイスコーチとしてレコーディングに立ち会ってくださって。体を動かすウォーミングアップから、ほんとに最後終わりまでね、歌の発声の仕方だったりだとか、ほんとに細かい部分も長時間、愛あるレッスンをしてくださって。
MAYU:一人ずつにね、ノートをくださって。そこにほんと、一人ずつのレコーディングに、一人ずつに真剣に向き合ってくださって。ノートにGood!とかNice!とか書いてくれたりして、ほんとに愛がすごい伝わってきて。ボイスコーチをやっていただきながらレコーディングするのも初めてだったし。最初ほんと初めてなことだらけですごい体ガチガチで緊張してたけど、すごいリラックスできてほんとに優しい眼差しでね、ずっと同じ目線でやってくれたのがすごい嬉しかったし。このレコーディングがあったからこそ、ツアー前っていうのもあって、自分の自信になる経験ができたなって、私はすごい思った。
M5: "世界はあなたに笑いかけている" Little Glee Monster
Little Glee Monster 『世界はあなたに笑いかけている』Short Ver.
芹奈:この曲もね、今は何回も歌ってるからすごい楽しんで歌わせていただいてるけど、始めの方は、すっごいコーラスとメインがぐちゃぐちゃーってなってるから、なかなか練習も、すごい苦戦したなって思い出があるので、この曲をね、聴いていただきました。
manaka:というわけでですね、今回はEarth, Wing & Fireをフィーチャーしてお送りしましたけれども。ほんとにね、改めて歴史だったりとかを知れて、曲も挟んでたので、よりわかりやすく知ることができるんだなって改めて思いました。
芹奈:すごいね、知らなかったことも知れたし、めちゃめちゃ楽しい時間だったなって思います。
manaka:もう出てくる数字がすごかったもんね!(笑)9000万枚以上とかね、まだ引きずってます(笑)
全員:わかるよ!(笑)
manaka:では最後に、そんなリスペクトするEarth, Wind & Fireのカバーを、私達のスタジオライブで少しお届けしながらお別れです。この曲はアカペラメドレーの中に少し入ってたので、ほんと少しなんですけど、でもね、メンバーみんなでアカペラメドレーを結構たくさんやってたので、すごく思い出深い一部になっています。というわけで、ここまでのお相手は、せーの、
全員:Little Glee Monsterでしたー!
M6: "Fantasy" Covered by Little Glee Monster(スタジオライブ)
【余談】個人的に大好きなメドレー(アース来日武道館公演2017 前座)
Little Glee Monster − Soul Hits A Cappella Medley 17.5.22@Budokan
【BGM & 略歴で紹介された曲】(抜けていたらすみません)
"Keep Your Head to the Sky"
"Shining Star"
"Getaway"
"Sing a Song"
"Evil"
"Jupiter"
"Got To Get You Into My Life"
"September"
"Serpentine Fire"
"After The Love Has Gone"
"Boogie Wonderland"
"Fantasy"