いろとりどり

音楽、映画、テレビドラマなど、いろいろなことを紹介できたら、いいな。ゆったり気ままに書いていく感想ブログ。の予定。のはずが最近は目下ラジオ文字起こしブログになっている(笑)

『飛ぶ教室』

『僕は忘れない。ここで出会った仲間達のことを…。』

飛ぶ教室 [DVD]

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GWだからか、昨日のお昼の衛星映画劇場は、エーリッヒ・ケストナー原作の『飛ぶ教室』でした。
初めて観たんですが、大好きな作品の一つになりました!
まぁ時代は現代に置き換えられ、オリジナルの設定もかなり含まれていたので、原作重視の方にとっては少々複雑かもしれませんが、私は原作をまだ読んでいなかったので、すんなりとけ込めました。もちろん原作での場面もちゃんと入っていましたよ。決闘シーンとかウリーが紙くずかごに入れられて吊されるところとかね。
舞台は聖歌隊がある寄宿学校。季節は原作と同じ、冬です。
クリスマスが近づいたある日、ヨナタンという少年が寄宿学校に転校してくるところから物語は始まります。
てか男の子達がマジ可愛い!
もちろん主人公のヨナタンも可愛いんですが、彼を取り巻く仲間たちがいい味出してます。仲間意識が強くて、悪知恵がよく働いていて(笑)。私的にはマルティンが一番好きですvでもマッツも好きだな。「愛すべきおバカさん」キャラで(笑)
一番の見所はクライマックスでの劇の上演ですね!(あ、『飛ぶ教室』とは劇の題名です。)CGも程良く効いていてなかなかいい感じです♪
あとはやっぱり決闘シーン!まぁ決闘といっても雪合戦ですが(笑)
あとね、ヨナタンが紳士になってるんですよvvあのシーンのヨナタンはマジで格好いいです!気になる方はぜひ☆(笑)
でもウリーの葛藤事件もきちんと入っていて、内容としては充実してると思います。
あまり一言では片づけたくないですが、一言で言うと「厚い友情あり、成長ありの青春物語」という感じでしょうかね。
といってもドイツ映画なので、そんなこてこての青春ではないです。
観ていて微笑ましい作品なので、是非ご覧下さい!

それにしても、ケストナー原作の映画化作品はハズレがない!
ふたりのロッテ」は微妙だったけど…。(ドイツ版ね)
点子ちゃんとアントン」も大好きな映画の一つだし♪きっと監督がいいんでしょうね。「エーミールと探偵たち」もいつか観てみたいな。というかケストナーの作品はまだ全部読んだことがないので、近いうちに制覇したいなと思います!