『映画の中で輝いた演劇』という講演を聴きに行ってきました。
映画と演劇は繋がりがあって、お互いの手法を上手く取り入れている作品が数多くあるそうです。
今回は映画の中で演劇がどう取り入れられているのか、作品を観ながら探っていくという内容でした。
とても良い講演でした。観た事がない作品がほとんどだったけれど、違う角度から観られて良かった。
特に観たいと思ったのは、演劇の稽古風景から物語本編に移行していく『カルメン』（1983年制作）。
切り替え方がとても面白いし、作品自体も面白かった。続きが観たくなりました。
そしてしっかり『ネバーランド』も紹介してくださって嬉しかったです^^
クライマックスの、普通の部屋が舞台に変わるという演出にはやられたと仰っていました（笑）（講演者は演出家でもある某美大の准教授）
どこでも劇場になるという発想を忘れてはいけないという言葉に心を打たれました。
他にもちょっとした裏話が聞けたり、講演内容もとてもためになったので、行って本当に良かったです。
お客さんが少なかったのが非常に残念。
無料でこんないいお話が聞けるのに、もったいないなぁと思ってしまいました。
広報って大事ですね。
